B'zファンのブログ『ファクトリーワカクサ』にようこそー

ファクトリー ワカクサ
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『Rのつく月には気をつけよう』

石持浅海さんの『Rのつく月には気をつけよう』 読みました。

大学時代の仲間3人が定期的にゲストを招いて飲み会を開催する中で、
ゲストが振った話の謎(というかささやかな疑問点)を解く連作短編です。

どれも軽いタッチの話でさらっと読めます。
わたしは今まで石持作品は
『碓氷優佳シリーズ』と『月の扉』しか読んだことなかったんです。
なのでガチガチの論理展開&一瞬たりとも気を抜けない状況を想像してたから
このノリはけっこう意外な感じがしました。
でもこういうライトなお話、好きです。

なによりこの連作集の魅力的なポイントは
「出てくる料理がどれもおいしそう!」なことです。
みんなでワイワイお酒とお料理を楽しんでて、
謎解きの部分を抜きにしてもいけそうな話です。
わたしはあまりお酒飲めないので
「お酒と料理の組み合わせ」が想像でしか味わえないのが残念っす。

それと、表紙および挿画がとっても好み。
そのうちブックオフとかで見かけたら買うかも。
新品は…うーむ…たはは。 なんで単行本ってあんなに高いんでしょうね?

『犯人に告ぐ』

雫井脩介さんの『犯人に告ぐ』読みました。

全体の文章量はけっこうボリュームあるんですけど
文章の流れが読ませやすい感じなのかな、スイスイいけて一気に読みきっちゃいました。

序盤は『ガチガチの社会派警察モノ』って印象で取っつきづらかったんですが
キャリア組の年下上司とチームを組まされて、
そいつがあれやこれや暗躍するあたりからどんどん面白くなってきたー。

連続殺人事件の犯人に対して取った捜査方法が
『テレビのニュース番組にレギュラー出演して犯人に呼びかける』作戦。
奇抜な策なので「そんなんうまくいくのかよ」って予想通り一筋縄じゃいかなくて、
続きが気になって途中で止められんかったです。

終盤、残りページが少なくなってきてから怒涛の展開になって
「この話、ちゃんと解決して終わるんだろうか?」ってドキドキしました。

まあ最後にいろいろ詰め込みすぎて、犯人のリアル像が薄い感じ…
せっかくここまで犯人を追ってきたんだから
ラストはもっといろいろ書きこめばいいのに、って思ったけど楽しかったからいいかー。

津田長をはじめ、脇役メンバーがいい味出してました。
いやー、でもやっぱり植草が強烈キャラだったな。
分かりやすいヒールがいると面白いですよね。

『クローズド・ノート』

雫井脩介さんの『クローズド・ノート』読みました。

図書館で借りたんですけどね、最初は『犯人に告ぐ』を読んでみようと思ってたんです。
そしたら『犯人に告ぐ』が貸し出し中で、
雫井さんの場所に『クローズド・ノート』があったので
「あっ、これエリカ様が『別に…』って言ったやつだ」って借りてきた次第です。

内容はというと、もうびっくりするほど先が読める話ですね。
序盤からあまりにもバレバレで「まさかオチが『実は○○でした』ってことはないよねー、
そのうちどんでん返しや引っ掛けがあるんだろうな」って読み進めてました。

そしたらずっと予想通りの展開で「まじでそのまんまっすか!」って別の意味で驚いた。
この小説のジャンルは恋愛もので、推理ものじゃなかったんですね。
何しろ当初は『犯人に告ぐ』目当てだったのでこれもミステリ系の話だと思ってました。

それで後半ちょっと「うへぁー」って思ったけど、ラストはウルッとなりました。
変にひねらないストレートな展開だったのが効果的だったのかな。
「なんだよー恋愛ものかよ」って思ったわたしですらグッときたんだから、
そういう話が好きな人はボロボロくるんじゃないですかね。

全体的に主人公・香恵の設定が"天然少女"でキャラ立ってたのがよかったです。
もしこれが"少し内向的な女子"だったら『ベタなお涙頂戴もの』て感想で終わってたね。
それと、万年筆についてのやりとりが面白かった。あの部分はいいっすね。
これ読んでちょっといい万年筆1本ほしくなっちゃいました。

…それにしても、映画化されたときの記者会見のエリカ様の態度は
「本当に宣伝する気あるのかよ?」って感じでしたが
それが逆にものすごーく宣伝効果ありましたね。
あの騒動がなかったらこの本を手に取ることはなかったです。

『月館の殺人』感想

コミックス『月館の殺人』読みました。
漫画家・佐々木倫子さんと推理作家・綾辻行人さんがタッグを組んだミステリ漫画です。

題名のとおり殺人事件が起きるんだけど
佐々木さん独特の「ゆる〜い空気」が漂っててなんとも暢気な感じです。

キャッチコピーは『長編鉄道ミステリ・容疑者は全員テツ…!?』ということで
鉄道オタク達がマニアックな会話を繰り広げるんですが、
主人公・空海が超超ド素人なので鉄道のことを知らないで読んでも大丈夫です。

これ、登場人物のキャラ設定がすごくいいんですよ。
いかにもミステリ!っていう状況に対する、
各キャラの世間ズレした言動がミスマッチで面白い。

ぶっちゃけ、ミステリ部分の筋だけを抜き出すと今ひとつ物足りない気がします。
綾辻さんを期待して読むと肩透かし食らった感じになるかも。

まあこれ本格物の小説じゃないからね、
「連続殺人が起きてるのにのほほんとしてて随所で笑える」っていう
コメディタッチのマンガならではの味わいがあって楽しかったです。
ただ、マンガだからあっという間に読み終わっちゃったのが残念だったー。

『少女には向かない職業』

桜庭一樹さんの『少女には向かない職業』読みました。 
田舎の島に住む中学生女子が殺人計画を立てたり実行を試みたりする話。

主人公が中学生ってことで、学校での自分と家での自分がキャラ違ってたり
不思議ちゃんなクラスメイトがいたりして「あー、あるある」って感じで懐かしい。
で、ミステリ的な部分は『田舎』の『中学生女子』って設定がうまく効いてます。

この『田舎』設定ですが、友達との会話とかに方言を混ぜたら
(山口県の話なので語尾を「〜じゃ」にするとか?)
もっとリアリティがあってよかったかも。
田舎の中学生ってこんな綺麗な言葉づかいしないと思うから。
というか、この年頃だとわざと汚い感じの方言を使ったりするよね。

まあ方言に関しては、いくら自分の土地の言葉をリアルに使いこなせても
実際に全国区で文章として書くとなると
 ・どこまでがちゃんとしたニュアンスで伝わるか分からない 
 ・ある程度理解されそうな言葉も「使いすぎるとわざとらしく感じるかも?」と思う 
ので、線引きが難しいところがありますよね。

方言はさておき、このラストは……。いきなりバサっと終わるんだけど
話を追ってきた側からしたら「結末がそれかい!?」ってすっきりしない感じ。
でもこのほかに納得できる終わり方ってない気もするし。
うーん、大きい風呂敷広げて上手くたたむのって難しいっすね。
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